君想う声とわたがし が連携して書く小説と、
各自の小説を載せていくブログ★
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きゃんばす
ただ君を見たくて
空になりたいと思った。
ただ君を想っていたくて
空になりたいと思った。
1つの真白なキャンバスに、
同じ色の青色を何度も何度も重ねて絵を描いた。
ぼーっとして描いた、と言うよりは、
君を想って描いた、と言った方が正しい。
そんなこんなですっかり真白なキャンバスが青色に染まってしまった。
何時間経ったのか正確には分からない。
なので当然のとおり、もう本物の空は真っ赤な夕陽に染まってしまった。
仕方がないので、青く塗ったキャンバスの上から夕陽色に何度も何度も重ねて絵を描いた。
君を想っていた、と言うよりは、
君の事を一生懸命探していた、と言った方が正しい。
当然のとおり、青いキャンバスは夕陽色に綺麗に染まった。
が、しかし、本物の空を見たら真っ黒だった。
真っ黒に染めるのは嫌だった。
君の事を一生懸命探すより、
君を照らしていたいからだ。
仕方がないので、空になるのは諦めた。
空になりたいと思った。
ただ君を想っていたくて
空になりたいと思った。
1つの真白なキャンバスに、
同じ色の青色を何度も何度も重ねて絵を描いた。
ぼーっとして描いた、と言うよりは、
君を想って描いた、と言った方が正しい。
そんなこんなですっかり真白なキャンバスが青色に染まってしまった。
何時間経ったのか正確には分からない。
なので当然のとおり、もう本物の空は真っ赤な夕陽に染まってしまった。
仕方がないので、青く塗ったキャンバスの上から夕陽色に何度も何度も重ねて絵を描いた。
君を想っていた、と言うよりは、
君の事を一生懸命探していた、と言った方が正しい。
当然のとおり、青いキャンバスは夕陽色に綺麗に染まった。
が、しかし、本物の空を見たら真っ黒だった。
真っ黒に染めるのは嫌だった。
君の事を一生懸命探すより、
君を照らしていたいからだ。
仕方がないので、空になるのは諦めた。
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