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君想う声とわたがし が連携して書く小説と、 各自の小説を載せていくブログ★
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あの樹の下で 5
翌日。。。
担任が耕介を除く生徒たちに事情を話しているころだろう。
「耕介、いくぞ」
「ちょっと待って!緊張しちゃって・・・」
この通り記憶は戻っていない模様。
「まぁ、緊張するのも無理ないな。『転校初日』だからな」
「・・・よし。いこう」
「あぁ」
親父の顔が暗いのは内緒・・・。


ところ変わって学校。。。
「まじかよ」
「はねられて、記憶喪失だってよ」
「俺らのこと覚えてねぇのか・・・」
生徒たちは担任に話されたことで動揺しているようだ。
ここに、絶望っ子が一人・・・。
「・・・・・・」
美波だ。


「みんな。落ち着いて聞いてくれ。・・・神路が、撥ねられた。注意不足だったそうだ。病院に運ばれて、命に別状はないようだが・・・記憶が、ないそうだ。自分が誰なのかはわかっている。だが、友達のことは一切。。。彼の父親から頼まれたよ。転校してきたことにしてくれって。つらいことかもしれないが・・・そういうことにしてくれ、頼む」


「あたしが・・・」
ガラガラガラ
「・・・みんな転校生を紹介する。神路耕介君だ。仲良くしてやってくれ」
(メールしたからだ)
担任の顔は、苦虫を噛んだようだった。
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