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君想う声とわたがし が連携して書く小説と、 各自の小説を載せていくブログ★
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偽善な救世主 Ⅳ
「・・・・そういうことか」
「うん。そういうこと」
「・・・ついてねぇ
「?何かいった?」
「・・・別に」
朝登校したら同じクラスに燈真がいた。
あまりかかわりたくないと思っていたのに。
「あれ?そういえば彼女はどうしたんですか?」
「・・・別れた」
「あら、そうだったんですか」
(全部お前のせいなんだよ!)
あの後、彼女は、あんなおかしな人とかかわりを持ってる人とは付き合えない、といって家に帰ってしまったのだ。
「・・・最悪だ」
「今日からよろしくねぇ」
こいつの笑顔を本気で殴ろうと思った。

「また、来ちまったか」
学校帰り気がつけばまたあの墓地の前だった。
「来るべきじゃねぇと思ってんだけどな」
あたりはもう日が落ちてしまっているため、ほのかに薄暗い。
『また、来たか』
「っ!?・・・出やがったな。お前はなんだ!」
『貴様は本当に愚かだ。誰かを助けそれが偽善だとも知らず。きずいた時にはその現実から逃げる』
「なんのことだ!」
『思い出せ。貴様の過ちを。私が受けた苦しみを』

「・・・・・・あの」

驚きバッと振り返る。
「何を一人でやっているのでしょうか?」
そこにはむかつく燈真が居た。
「な、なんでもねぇ」
「お疲れですか?早く休んだほうが」
気がつくとあの声は聞こえてこなくなっていた。

その夜、
(くそっ!なんなんだよ、あれは)
先ほど聞いた声が理解できないのだ。
「思い出すったって、どうやって・・・」
おもむろにテレビをつける。
『只今速報が入りました。え~、先ほど、夏川街道の墓地付近にて、交通事故が起こりました。被害者は17歳、花岸燈真さん。現在も意識不明の重態のようです。警察は・・・』
「なっ!?」
頭が鈍器で殴られたような気がした。
「あいつが、撥ねられた?」
処理が追いつかない。
頭痛がしてきた。
そして、過去の記憶が甦った。


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