君想う声とわたがし が連携して書く小説と、
各自の小説を載せていくブログ★
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無題
「…ふ、ふざけ」
少年は、この状況で冷静になっていられる男に腹が立って、
襲いかかろうとした。
しかし、殴りかかった方の腕を取られてしまった。
そして、あっけなく少年は倒された。
その反動で、男のマントの帽子が取れた。
「…女?!」
銀色の長い髪に、青い瞳の大人しそうな顔立ちをした、
女の姿が現れた。
「私の護るべき人々も、全てレクノスに奪い去られました。
先ほど見せた技は、影…つまり闇を消すこと。
レクノスに通じる闇は、もっと恐ろしいもので、先ほど以上の力が必要になる。
しかし、無闇に影を消すのも良くない。
光があるからこそ、闇があるという事を、忘れてはなりません。」
女は、構わずレクノスの話を続けた。
「どうやっても、助からない…?
この街の人も、…この世界はもう滅びるって事なの?」
少年は、腰を抜かしたまま女に質問した。
「先ほど言った通りです。
世界は間もなく滅びるかもしれない。
しかし、私のように光を操れる者が他にもいるのだとすれば、まだ可能性はあります。
…ところで、あなたはこの街の人ですか?」
女はレクノスの話を急にやめた。
そして、手を差し伸べ、笑顔でそう質問した。
少年は、この状況で冷静になっていられる男に腹が立って、
襲いかかろうとした。
しかし、殴りかかった方の腕を取られてしまった。
そして、あっけなく少年は倒された。
その反動で、男のマントの帽子が取れた。
「…女?!」
銀色の長い髪に、青い瞳の大人しそうな顔立ちをした、
女の姿が現れた。
「私の護るべき人々も、全てレクノスに奪い去られました。
先ほど見せた技は、影…つまり闇を消すこと。
レクノスに通じる闇は、もっと恐ろしいもので、先ほど以上の力が必要になる。
しかし、無闇に影を消すのも良くない。
光があるからこそ、闇があるという事を、忘れてはなりません。」
女は、構わずレクノスの話を続けた。
「どうやっても、助からない…?
この街の人も、…この世界はもう滅びるって事なの?」
少年は、腰を抜かしたまま女に質問した。
「先ほど言った通りです。
世界は間もなく滅びるかもしれない。
しかし、私のように光を操れる者が他にもいるのだとすれば、まだ可能性はあります。
…ところで、あなたはこの街の人ですか?」
女はレクノスの話を急にやめた。
そして、手を差し伸べ、笑顔でそう質問した。
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